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  • 執筆者の写真日比 アキコ

ストレスと脳疲労と認知症

更新日:2022年8月30日


こんにちは。


キレイと健康はイコール。


姿勢美人を目指せ!


入間市の"ヨガウィング&整体シルク"の日比アキコです。


ストレスがたまる女性
仕事、人間関係とストレスの多い現代

今日はストレスが脳疲労をおこし、


脳疲労が溜まると認知症に繋がる可能性が高くなるので、


気をつけたいことをお伝えしますね。




ストレスとは、物理学の用語で、


「外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態」を言います。


原因

・物理的(寒暑や騒音、混雑など)

・化学的(有害物質、薬物、酸欠など)

・心理的社会的(人間関係や仕事)


の要因があります。要因をストレッサーといいます。


ストレス反応は、

・心理面(うつ、不安、関心の低下…)

・身体面(体の痛み、動悸や息切れ、便秘下痢、不眠…)

・行動面(飲酒やタバコ、攻撃的言動や引きこもりや拒食、ミス…)


に現れ、一昔前は「気のせい」で済まされていたストレスも、今では立派な(?)病気の原因となりました。



特に心理的社会的なストレスは、行動や理性を司る大脳皮質で受け止められるため、


ここがいっぱいいっぱいになる(脳が疲労)と、


隣の大脳辺縁系(本能や感情、快不快を感じる)が窮屈な状態になり、


ストレスを必要以上に大きく認識してしまいます。


さらに間脳が自律神経を緊張させ、心身に影響が出てくるのです。



脳疲労といえば、スマホの使い過ぎが指摘されていています。

(スマホは何ストレッチャーなんでしょうか?)

 

人間を人間らしくする部分と言われる「前頭前野」は、「情報の受け取り処理」もしています。


その機能には❶浅く考える❷深く考える❸ぼんやりと考える、の3つがあります。


スマホは❶の機能ばかりを使うので、脳はヘトヘト。


一方❷❸の機能は使われずにフリーズ状態となります。



最近の研究で、ぼんやりと考える行為に、


情報の整理や分析、人間の本質に関わる思考を培う重要な役割があるということがわかりました。


ですから❸がフリーズしてしまうと、


自分を客観視できなくなり、手近な快楽に流されやすくなって、さらにスマホへの依存度が高まる…という悪循環に陥ってしまいます。

 


前頭前野が疲労すると


❶の低下で、うっかりミスが増える、つまらないことに固執する傾向


❷の低下で、感情抑制、思考力、判断力、集中力、意欲が低下する。さらに自律神経も乱れて、疲れ、頭痛、めまい、不眠、腰痛、冷え、便秘、腹痛といった身体的な不調を伴ってきます。


放置するとうつや認知症の可能性も高くなってきます!

 

改善法は、


①ボーッとする、何も考えず身体を動かす時間をつくる


②手書きで手紙を書くなど手間のかかる方法を選ぶ


③手にとって店頭で本を選ぶとか勘や匂いで飲食店を選ぶなどリアルな質感を大事にする


④自分の頭で情報を整理しアウトプットする


⑤脳に良い栄養素=良質なタンパク質、ビタミンB群、鉄、オメガ3系の脂質をバランスよく摂る


⑥睡眠を優先大切にする


などアナログ習慣が脳の健康には良いようです。



すっきりするからと、悪口、グチを言ったり、物をぶっ壊すストレス解消法は


認知予防の面でもお勧めできないとのことです。

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