top of page
背中が痛くて眠れない

育児で腰と背中の張りに苦しみ
眠れない!

M . N 様 30代 (整体)

My Story

症状が出たのは、昨年の3月頃です。生後4ヶ月になる娘の授乳を終えた後、突然背中が張るように痛み、息苦しくなりました。しばらくすると、元に戻ったので、そのまま放っておいたのですが、それから何度も同じ症状に悩まされました。
 スタジオ「メイシェンティ」(現 整体Silk)の事はインターネットでホームページを見つけて気になっていました。思いきって電話をかけたのが、昨年の12月になります。
 
先生に身体のチェックをしていただき、初めに指摘を受けたのは、腰椎の一部が出てしまっているということでした。
 実際に自分で触ってみて、腰椎がデコボコになっているのには驚きました。
また、時々起こる背中の張り、息苦しさは肋骨が原因だという事も分かりました。
 日比先生の施術は、他で受けた整体と違い、少しずつ丁寧に身体をほぐし、動かして下さっている感じです。
 
施術2回目で、背中のつらい張りがなくなり、息苦しくなることもなくなりました。
 4,5回目くらいに、「出ていたはずの腰椎が引っ込んでいる」と先生に言われた時には本当にびっくりしました。
 この頃には、夜、仰向けで寝られるようになっていました。(それまでは腰が痛くて上向きはとても無理でした。)
 また、だんだんと腰の使い方が分かってきて、毎回教えていただいている体操も出来るのが増えてきました。そのおかげで、身体の状態が悪化しなくてすむだけでなく、施術に通うのも楽しみになりました。
 
こちらに通い始めて丸5ヶ月になります。今は3週間から1ヶ月に1回のペースでお世話になっています。施術の次の日は、身体が整頓された感じで、立っているのがとても楽です。
 これからもこちらにお世話になりながら、身体の使い方を再確認し、筋力をつけ、子育てに疲れない身体を作っていきたいと思います。
 

​私からのコメント

Nさんが初めていらした時、腰痛体操(普通は腰が伸びて気持ちよくなる体操)が、痛くて痛くて、とても出来なかったことを覚えています。 

​仙骨、尾骨と骨盤

お小さい頃から、仙骨から尾骨が曲がって凸していて、何をするにも痛かったということで、どこかを動かすたび、つい肩や首に力を入れてしまう癖もありました。
とても「おうちで体操をやってきてね」と言える状態ではありませんでした。
 
4~5回目でしょうか。身体の変化とともに、すんなり肩から力を抜いて体操が出来るようになり、こちらがびっくりしたほどです。
仙骨の傾きは変えることが出来ますが、尾骨のここまでの曲がりを治すことは、残念ながら難しいのです。が、印象程度までなら変えられますし、仰向けに寝て痛いということを改善することは出来ます。仙腸関節の動きを良くすることで、仙骨周辺が緩み筋肉に弾力が出ます。また、骨盤を締めて骨盤が上がる(ヒップアップ)ことで、大殿筋もふっくらしてきます。筋肉が柔らかくなることで床からの圧を吸収でき、痛みは和らぎます。


「出ていた腰椎」というのは背骨のアーチがなかったためです。
身体は、首(頸椎)から胸椎腰椎、仙骨尾骨まで緩やかなS字(正確には2カ所凹んでいる)を描いて、バネの役目をし、力を出したり、ショックを受け止めたりします。

力学的に効果的な形をしているのですが、腰が下がるとそのS時は崩れ、C字になったりI字になったりします。骨盤が動くようになってくると自然に腰のアーチが戻ってきます。ストレートネックも同じで、腰から変えるようなのです。

​硬い肋骨

あまり注目されず、話題にされないのが肋骨の硬さです。硬い肋骨はあらゆる事を引き起こす可能性があるので、私はとても重視しています。 

胸が苦しい、眠りづらい、よく夢を見る、歯ぎしり…の原因は、肋骨が硬いことが原因していることが多いのです。Nさんもやはりそうでした。

腰が弱いと、上半身が頑張って動き、硬くなってしまいます。肩こりもそうなのですが、案外肋骨の硬さは見逃しがちです。

もう一度まとめると、関係して出る症状はー息苦しい(深い呼吸が出来ない)、心臓や肺のあたりが痛い、咳が出る、 歯ぎしり…四十肩などの腕の痛み、あごの違和感(顎関節症)、耳鳴り、頭痛…精神的な影響として、不眠、いらいら、不安、悪い夢、落ち込み、発想の低下…リンパや神経の流れが悪くなるので、体調すべてに影響が及びます。

 

胸が痛くて、病院で最初は「何でもない」という診断が出ても、内側に負担をかけていることには変わりなく、そのまま放っておくと、本当に「病名」が付くようになっていきます。

ですから整体では必ず肋骨は緩めますし、ヨガ教室でも、肋骨を緩める体操は、必須のものとなっています。

bottom of page