日比 アキコ
車の中でぎっくり腰!!と"かくれ疲労"
更新日:3月22日
「ぎっくり腰を起こした!」とお客様から電話がありました。
その場所とは?なんとコンビニの駐車場!!

「先生、この度はありがとうございました。本当に助かりました。
…
夜、コンビニで買い物をした後、車に乗り込んだところ、
突然のぎっくり腰で、乗り込んだ姿のまま、まったく身動きができなくなりました。
たまたま手にお財布と携帯を持っていたので、だめもとで先生に電話をしました。
夜にもかかわらず、先生はすぐに駆けつけて下さり、本当にありがたかったです。
(*場所が私の家の近くだったので幸いでした。駆けつけたときは車のドアも閉められず開けっ放しの状態。この寒さで大変でしたね!)
まず、足首を回して、と言われましたが、ヒールの高いブーツを履いていて、しかもアクセルペダルなどがあって、回せません。
つま先を上下でいい、と言われ、やっているうちに、不思議なことに膝が少し動かせるようになり、足をずらすことができました。
それから、少しづつ言われるところを動かしているうちに運転が出来る程度に回復しました。
うちまで車で一緒にもどってきて、整体を受けました。
不思議なことに立って動けるところまでになりました。
今日はすぐに寝ないで動いてね、と言われ、次の日また、整体を受けました。
少し奥の方が痛い感じがありましたが、今は何ともないほどに回復して、ふつうに生活しています。
前に、病院へ行ったときは一週間ぐらい寝ていたのに、すぐに動けるようになるなんて、驚きです。
またぎっくり腰にならないよう、教えて頂いた体操を頑張りたいと思います。
J.M様 50代 」
これ、実際去年の暮れに起きたことです。
本当に近くで良かった~。
これ、実際去年の暮れに起きたことです。
本当に近くで良かった~。
ぎっくり腰になった場合、足首など遠いところから徐々に動かしていくと、少しずつ動かせるようになります。
仰向けになれるようになったら、両膝をたてて、ゆっくり左右にたおして腰の筋肉を動かしましょう。
これがご自分でも出来る応急処置です。
ぎっくり腰だけでなく、四十肩五十肩、急に痛い症状が起きたとき、
「何にもしていないのに、急になった」
と言われる方がほとんどですが、
実は感じていないだけで、疲労が蓄積されていたのです。
疲労、即ち、筋肉が異常な状態になったときは動かしたり、触ったりすると痛くなります。
痛みはいわば身体からのサイン。
その訴えを無視してずっと酷使すると、身体はやがて訴えることをやめてしまいます。
そして感じなくなったり、麻痺してしまったり。
(人によってはその前に、過剰にくすぐったくなったり、触られたとき異常な痛みの時期があります。)
人間同士の関係も同じですよね。無視されつづければ、。
訴えをやめてしまった関係が、「かくれ疲労」です。
だからかくれ疲労は感じないのです。
沈黙から…「もうこれ以上無理!」と、ぎっくり!…という感じでしょうか。
整体を受けられている方は、自分では思ってもみないところが
「あれ?こんな所が痛い」という経験、おありだと思います。
私は、「ここおかしいな」と思って探って触った場所で、
本人の訴えられる痛みとは違う場所でこんな事が起きます。
「かくれ疲労」は、他の痛みに(気が行って)隠れてしまうこともあります。
ぜひ、「かくれ疲労」を事前に見つけて、大事にしないようにしましょう。
それが本当の健康だと私は思います。
メンテナンス整体、お薦めします。。