top of page
執筆者の写真日比 アキコ

痛い方が悪いんじゃない!

更新日:2022年10月7日

こんにちは。


キレイと健康はイコール。


姿勢美人を目指せ!


入間市の"ヨガウィング&整体シルク"の日比アキコです。


股関節と痛み
右脚が痛いと言われますが…


今日いらしたKさんは、


「ここのところ右脚が痛いんです。」


と訴えらました。



でも、見てみると…


おかしいのは明らかに左脚じゃありませんか?


左が逆「く」の字になっていますよね?


これは左股関節が外前にころげて(位置がずれて)しまっているということ。


股関節の位置が!?と思われるかも知れませんが、これはよくあることです。


腰が疲れたり、腰の力がうまく使えないと、股関節に関係した筋肉がゆるっとして股関節の位置がずれ、



そこで、歩いたり動いたりする脚を支えるので、腰、臀部、脚周辺の筋肉が不均衡になって硬く張ったり、痛みが出たりするのです。


ずれた方が痛くなることもあるのですが、逆の脚が痛くなることがあります。



反対側の脚がかばったり、つじつまを合わせたりで


疲れ、痛くなるのです。


その方その方の身体の使い方の癖で多少違ってきますが。



痛い側は悪くない
揃った感じになりました

Kさんは、痛い右脚が悪いと思われていたようです。



左の股関節を調整すると、完全ではないですが、


両脚の角度や開き方がほぼ同じくらいになりました。


これで右脚も一安心。楽になります。


(施術前と同じように、一度立ってからうつ伏せに寝てもらいました)





身体は全体でかばい合い、補い合って動いています。


内臓も同じです。


あなたが不自由しないように、身体なりに色々工夫しているのですね。



唐突ですが、例えば…二人のバイトがいて。


Aさんがすごく仕事がのろく(失礼!)、Bさんがその分がんばって、とうとうBさんが過労で倒れちゃった。


あげく一人になってしまった職場。雇った方は困ります。


困ったなあ、と思われるのはBさん(多分)。でもBさんは本当に悪いのでしょうか?



よく、痛いとそこが悪い、と言い、揉んだり貼ったり、そこだけに集中してしまいますが、


ほとんどの場合、どこかをかばって、その分働いて疲れて痛みが出ているのです。


その、負担をかけた場所、ちゃんと働けていない場所を解決してあげないと


何も変わりません。


硬くなったところをゆるゆるにしてあげたところで、


その時あなたが楽になるだけで、その場所(患部)は


「こんなに緩んじゃったらたいへん!もっと頑張らなくっちゃ!!」


ともっと硬くなってしまうのです。



股関節に限らず、「どちらが悪いのですか?」と聞かれますが、


身体に「悪い方」なんてないのです。













閲覧数:12回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page