こんにちは。
綺麗と健康はイコール。
姿勢美人を目指せ!
入間市の"ヨガウィング&整体シルク"の日比アキコです。
オリンピック、パラリンピック2020が昨日で終わりました。
あなたはどの競技が気になりましたか?
私は基本乗馬を見たいのですが、今回は球技も水泳も陸上も夢中になりました。
ステイホームのおかげでしょうか?
さて、陸上競技、あるいはスケート、競輪などのトラック競技は、なぜ左回りなのか?
疑問に思ったことはありませんか?
私はこういうことがやけに気になってしまうのです。
身体の事情(整体の考え方)からいうと、
右回転は身体が緩む、崩れる方向、左回転は締まる、筋肉のバランスが整う方向とされています。
腕も右は広げる(開く)動きがしやすく、左は軸になったり、丸まり(閉じ)やすいのです。
関節にはほんの少し「遊び」があり、これが動きやすさやショックの吸収になっています。
この遊びを締める操法技術「最密位」では、右肩は内旋、左肩は外旋します。
かすかな感覚ですが、腕を回転して動きがきゅっと止まる感じが左右で違う気がしませんか?(ちょっとマニアックでしたか?)
最密位を知った時、ドラムのスティックの持ち方の謎が解けました。
右は上から握るマッチドグリップ、左は掌を上にして持つレギュラー(トラデショナル)グリップ。
なぜ左右で違う持ち方なのかなあ?と思っていたら、最密位の形で持っていたのですね。
(最近はJAZZ系を除いては両手ともマッチドグリップになってきているようです。)
さてトラックの話に戻りますが、
記録を出すには、身体がまとまり、力が発揮しやすい状態で走る方が良い、
従って右腕を内側に振り、左を軸に回転する方向が良い、ということになります。
実際右回りでは「記録が伸びない」「走りにくい」という声があったそうです。
左回りには諸説あるそうですが、スポーツジャーナリストの故川本信正氏は
「左脚は身体を支え、右脚はドライブを掛けて推進する役目だから」と解説したそうです。
それも一理あるのかと…
しかし左利きの夫に聞いてみると「俺の軸足は右だ。」と言われ、どうもこれは万人向けの説ではないようです。
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